エイジングケアを意識する男性がふえてきたことで、女性だけでなく男性もほうれい線を気にするようになってきました。男性もほうれい線の主な原因は顔のたるみですが、スキンケアや生活習慣での対策で、ほうれい線の予防や改善ができることもあります。そこで、今回は、男性のほうれい線の予防や改善のポイントについてご紹介します。
日常生活の見直しでのほうれい線対策のポイント
紫外線ダメージは、ほうれい線の原因である肌のたるみを引き起こしますが、男性は、化粧をしない、UV対策をあまりしないといった傾向があるために、紫外線ダメージを受けやすい特徴があります。そこで、まず日ごろから日焼け止めや長袖の服、サングラスなどのファッションを活用して、紫外線を予防するようにしましょう。さらに、紫外線のアフターケアとして、ビタミンA・C・Eを含む食べ物を摂ることもよい方法です。
喫煙の習慣があると、真皮にも悪影響を及ぼし、肌の弾力性を維持してくれるコラーゲンの生成を抑制することなどから、弾力が衰え皮膚がたるみ、ほうれい線を生み出します。だから、喫煙習慣がある人は、ほうれい線対策や健康の為にも、禁煙することが大切です。
ほうれい線ができる主な要因に表情筋の衰えがありますが、ベロ回し体操や顔面マッサージなどで表情筋を鍛えることが、ほうれい線対策になります。自分に合った方法を見つけ、継続して行いましょう。
運動不足になると、血行が悪くなり、リンパの流れも滞りやすくなって、ほうれい線の原因となるむくみが起こることもあります。また、運動不足だと代謝も落ち、肌のハリや弾力を生み出すコラーゲンも生成されにくくなるので、肌老化につながりやすいと言えます。だから、ほうれい線対策として適度に運動することが大切です。
多くの男性は、ほぼ毎日髭剃りをしていると思いますが、髭剃りによって肌表面の角質層や皮脂膜を削りとってしまっている可能性があり、これが、皮膚を傷つけ、乾燥しやすい状態をつくり出し、ほうれい線ができやすくなる原因となっているのです。だから、ほうれい線をつくらないためにも、日頃から正しいシェービングを行い、剃り終わった後は保湿をして、乾燥肌対策を行うことも重要です。
ほかにも、バランスのよい食べ物を摂ることや急激なダイエットはしないことなども、日常生活でのほうれい線対策のポイントです。
スキンケアでのほうれい線対策のポイント
男性もスキンケアやエイジングケアを取り入れることが、ほうれい線に有効な対策です。
優しい洗顔で汚れをしっかり落とした後は保湿が大切です。化粧水と美容液や乳液、保湿クリームを使って保湿ケアを行って乾燥肌の原因をつくらないようにしましょう。
また、男性でも、30代からはエイジングケア化粧品を使うことをおすすめします。自分に合った化粧品を使って有効成分を肌に取り入れることで、乾燥によるほうれい線の改善が見込めるだけでなく、ほうれい線ができにくい肌を育てることができます。
ナールスゲンやビタミンC誘導体、ビタミンA誘導体のレチノールやレチノイン酸トコフェリル、保湿成分のヒアルロン酸やプロテオグリカンなどもほうれい線化粧品によく配合されるおすすめの成分です。
まとめ
性別関係なく、年齢を重ねるにつれて肌やカラダは衰えてきます。だから、男性も女性と同じように、若いうちからほうれい線予防を意識したスキンケアや生活習慣を行うことが大切なのです。